ブルサンなアルバム ～引退試合その2 後半～

普段はどうしても写真が少なくなっちゃうGKも、今日はいっぱいあるかも～。(^^)


さて、引退選手が入っているベテランチームが意外にも劣勢で後半を迎えます。
今年はホントに両チームとも本気度が高く、若手チームの、

「後はオレたちに任せて下さい。気持ちよく引導を渡します！」

という送る側の気持ちと、対するベテランチームの

「後を受けるお前らが本気で危機感を持って上に行けるように、その”何か”を教えてやる！」

っていうメッセージを、確かに感じました。


その「何か大切なもの」を言葉ではなくて、コート上のプレーでお互いに相手に伝えたい。
管理人だけでなく、見ていた人の多くがそう感じていたようなラストゲームだったような気がします。

では、引退試合の後半戦をお送りします。



「守る」姿勢ではなく、「攻め」の姿勢でシューターに対峙する有江選手。



とにかく最後までボールをよく見れていたGKでした。



シューズもリストバンドも黒色が多かったですね、神田選手。



真剣勝負の中にも最後のプレーを楽しむ表情は、桜井選手。



この距離で正面から撮る機会がないので、コートサイドをダッシュしてました。（笑）



ボールは後ろにやらない！その「静かな闘志」をいつも感じていました。



神田選手。引退前にDF重視でコートに立ったことは、今後きっと活かされると思う。



有江選手のゴールポストに手をやって構えるシーンはカッコ良かったよなぁ・・・。



ここからは、神田選手のゴールへの静かで熱い想いを連続写真で。



相手DFとの間合いのはかり方は一級品でしたね。



そしてゴールを狙う眼光は、まさに特級品の「凄味」を感じました。



どんな体勢になっても、桜井選手は天才的パスを出せた。



阿修羅・神田選手と緑の虎・有江選手のコンビネーションでゴールを守る。



炎のファイターの証である「背番号6」は、誰に引き継がれるのか。



桜井選手は、その多彩なタイミングコントロールで最も撮影が難しかった選手でした。



シュートコースを消す阿修羅・仁王の2人、そしてその後ろには守護神が控えるという絶対防御。



桜井選手はノールックパスの方が精度が高かったという謎が消えない。（笑）



まだまだ少年のような表情が、ハンドボールの楽しさを教えてくれてます。



その、悔しさを押し殺して次を見る後ろ姿、「背番号21」。



結果は若手チームがベテランチームを見事に撃破！
現役を引退する4選手にとっては、もしかしたら最高の贈り物になったのかも知れません。

「最後だから、相手に花を持たせたい」

なんて気持ちは、今後に待ち受ける本当の勝負の時には邪魔になることもある。
負けることの非情さを味わい続けている今のブルーサンダーにとって、勝ちへのこだわりは一瞬たりとも
忘れてはいけないと皆が思っている。だからこその真剣勝負、そんな想いを感じました。

今までの功績とこれからのチームの反攻に対する期待の両方を、その場にいた自分たちは見届けました。
次回は、真剣勝負のあとの「仲間」と「家族」、そして選手を見守ってきた人たちの「愛」をお伝えします。



敗戦の悔しさを、いつか指導者として後進の選手に伝えて欲しい。